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海外ゼミ研修(ベトナム)報告書 吉田然太(経済学部3年)

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 加来翔人・藤村風音・グエン・ホアン・ロンによる先行研究「国籍が異なる未知の若者同士が親密になる条件についての研究」では、異なる文化的背景をもつ若者がいかにして親密さを獲得していくかが論じられている。研究では、留学生と日本学生との交流において文化的・言語的な壁が存在し、それが深い関係構築の妨げとなることが指摘されていた。そのうえで、短期間で親密さを高める条件として「協力」「行動の共有」「共食」という三点が提示されている。さらに、共通の目標を持ち、その達成に向けて共に取り組むことが、異文化間の距離を急速に縮める効果をもつことも示されていた。本報告では、この先行研究の知見を踏まえながら、2025年9月3日から15日にかけて実施されたベトナム研修における経験を整理し、期間中記録していたメモを参考に実際にどのように関係性が形成されていったのかを振り返る。  研修の初日には、トーダモット大学にて現地学生との顔合わせが行われた。当初は形式的な開会式が予定されていたが、実際にはセレモニー色は薄く、自己紹介を行った後、バインミーやフォーを共に食べるアイスブレイクの時間が設けられた。研究で示された「共食」が親密化の契機になるという指摘の通り、この場面では、食事をともにすることで自然に会話が生まれ、互いの緊張が和らいでいった。料理を囲みながら話題を共有することで、初対面同士でも関係の端緒が開かれていくことを実感した。  その後の文化体験では、バンブーダンスやプレートへの絵付けが行われた。こうした活動は単なる娯楽的要素にとどまらず、慣れない作業において自然に協力や助け合いが生じる点に意義があった。特にバンブーダンスでは、失敗して笑い合うことが一種の連帯感を生み出し、絵付けの場面でも互いにアイデアを出し合うことで共同性が育まれた。ここでは「協力」と「行動の共有」という要素が重なり合い、親密さの形成に寄与していたと考えられる。  一方で、Hung Vuong High Schoolでの交流では、思わぬ困難に直面することになった。情報の伝達不足や誤解により、当初計画されていた活動を十分に実施できず、現地学生や日本学生の一部は強い落胆を覚えた。この経験は一見すると交流を妨げる要因のようにも見える。しかし、実際には同じ挫折や失敗を共有することが、結果的に学生同士の結びつきを強める契機となった...

2022年1月16日 2021年度下半期の関ゼミ活動内容について

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あけましておめでとうございます! 本年も東京経済大学関ゼミを応援よろしくお願いいたします。 長い間ブログ投稿を滞ってしまい、申し訳ございませんでした。 皆様の中には、「関ゼミは消滅しまったの?」「関ゼミ生はやる気がなくなってしまったの?」と心配している方々もいらっしゃるかもしれません。 いえいえ、そんなことは全くなく、逆に私たちはブログを更新する暇もないほど充実した日々を過ごしておりました。「やばい、ブログを更新しなければ!」と常にゼミ生内で話してはいましたが、目の前の活動に夢中になりすぎて、気が付けば2021年が終わってしまっていました。 夏休み以降も頑張り続けた私たちは、9月以降、第二期の四カ月間でさらに大きく成長しました。過去の偉大な先輩方にも胸を張って「私たちは頑張りました!」と報告できるくらい力をつけることができたと考えています。 第二期の主な活動は以下の通りです。 ライフヒストリー紹介  毎週一人のゼミ生が自らの人生を30分動画にまとめて紹介し、その人の人生と自分の人生を比較する活動です。「他者を跳ね返りにして自己を理解する」というゼミのテーマの核心に迫る活動と言えます。動画作成に向けて、ペアのゼミ生や関先生と夜な夜な話し合いを重ねたのがとても懐かしいです。お互いのことをほとんど知らないままゼミに入りましたが、この活動のおかげで一人一人のゼミ生のことを深く理解し、自分自身を振り返るよい機会となりました。 AAEEのイベントでの発表  関先生はAAEE(一般社団法人アジア教育交流研究機構)の代表理事をされています。この団体には国内外の多くの大学の大学生が所属しています。11月にこの団体と一緒にイベントを開催し、ベトナム国際交流プログラムについて報告しました。外務省やJICAに後援していただいているイベントでとても緊張しましたが、ベストを尽くしました。 ゼミ研究発表会  12月にゼミでの研究の成果を発表しました。参加は任意なのですが、関ゼミからは5つの発表が為されました。大学教授の方々が司会をされて、何人もの先生方から質問が投げかけられました。数名の先生方から「クオリティの高さに驚いた」とコメントをいただき感激しました。 ↑3年生5名による合同研究の発表タイトル ↑2年生による個人研究の発表タイトル(一部抜粋) マルチ・カルチュラル・フェスティバル応援 12...

2021年8月8日 VJYE 夏季集中プログラム 最終日 ~国際学生サミット、閉会式~

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  2021 年 8 月 8 日 ( 金 ) 。前夜までの豪雨が嘘のように、晴れ渡った真夏の空が窓越し望めるような天気に応援されるかのように VJYE の最終日が始まった。最終日は Final Presentation が行われた。 A~F まで、各チーム 6 名前後で分かれて 7 日間 、オープニングセレモニーの日から数えたら2ヶ月間(約45時間) の活動を行なってきた。 1 日 5 時間、累計 35 時間の研ぎ澄まされた成果を発表する機会だ。さらにチームごとにプログラム時間外に複数回準備の時間をとったチームも多い。筆者のチームもプレゼンテーション前日は 5 時間のプログラムに加えて、自分たちで集まって 5 時間の事前準備、さらには当日 2 時間前に集まって最終チェックなど全力で準備を行なった。    プレゼンテーションのジャッジは日本のみならずベトナム UEH からも参加するフォーマルなものとなった。参加者たちはスーツを着用して厳かな雰囲気で開会された。審査員は以下のメンバーが務めた。   ・関昭典教授 東京経済大学全学共通教育センター長   ・ファム・カム・ナム教授 ホーチミン経済大学経済学部長   ・ホアン・ティ・ハン氏 AAEE ,  一般社団法人アジア教育交流研究機構研究員    各グループは「教育とジェンダーについて」や「貧困による教育格差を解決するには」などというテーマで自らの国の事例を詳細に分析し、クリエイティブな解決策を提案した。どのチームも印象に残る面白い発想と、視点の光を当てていることが印象的だった。    最後に各国ごとに Cultural Performance  を行なった。ベトナムからは歌を、日本からはクイズを出題した。最後まで盛り上がった交流は名残惜し気持ちで、目には涙を浮かべている参加さえいた。今後も交流が個人間で続くことを祈り筆を置く。

2021年8月7日 VJYE 夏季集中プログラム6日目 ~Rehearsal Day~

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 8月7日土曜日、集中期間プログラム第6回目が開催された。具体的には、各グループが8月8日に行われる「学生サミット」に向け、プレゼンテーションの練習を行った。この練習は、プレゼンテーションの発表 → フィードバック → 手直し という流れで行われた。  前日のプログラムでは、グループDとグループBが発表したので、今日は残りのグループ(A・C・E・F)が発表をした。どのグループも、このVJYEの集中期間、さらには時間外での交流も重ねて意見を出し合い、時には口論までもすることで自分たちのプレゼンテーションを洗練させてきた。そのことが功を奏し、どのグループのプレゼンテーションも、ほとんど完成の状態まで達していた。そしてさらに、代表者全員で意見を出し合い、このフィードバックを、プレゼンテーションを行ったグループに伝え、より良いものへと改善していった。そして、翌日の発表に向けて、さらに練習を積み重ねた。  この日のVJYEで、8月8日に行うプレゼンテーションをようやく完成させることができた。そしてVJYE2021の最終日が目前となった。どの代表者も、このVJYEで行ってきた活動に誇りを持ち、「学生サミット」を大成功へと導いてくれるだろう。次回のブログもお楽しみに!

2021年8月6日 VJYE集中期間5日目 ~Cultural Day~

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    8月6日、この日はVJYE集中期間5日目でVJYEのメンバーがそれぞれ相手の国の文化体験をする日でした。 日本とベトナムの学生たちが プレゼンテーションを準備するなど協力していくには、 お互いの ことを知った 上で 、 円滑に コミュニケーションを図れる必要があります。そして相手のことを知るためには、相手の文化を理解 することが重要となります 。 人の背後にある文化には目に見える表層文化から価値観などの深層文化まで様々ですが、この日の活動では、 服装や食べ物、文化財など といった 表層文化の 交流をしました 。 (1)ベトナム学生主導の活動  まずベトナムの民族の絵文字を見て何という名前の民族か当てるゲームをしました。ベトナムは、54の民族 からなる 多民族国家です。このゲームでは その中でも 4つの民族を取り扱い、それぞれの民族がどのように違うのか見分けるということをしました。このゲーム をやってみて は 少し難しかった ですが 、民族によって着ているものや装飾品が違っておもしろく、ベトナムの民族のことを 少し 理解することが出来 た気がしました 。  次にベトナムと日本の食べ物を使ったビンゴゲームをしました。ベトナム料理で代表的なバインミーなどは知っていましたが、知らない料理も出てきたので新しくベトナム料理の名前を知れて良かったです。 (2)日本メンバー主導の活動  まず 日本・ベトナム学生混合のリサーチグループ に分かれ、日本メンバーからベトナムメンバーに漢字の名前をプレゼントしました。日本メンバーは、ベトナムメンバーの名前の由来 を聞き取った上で本人の性格も加味して 漢字 名を決定し 、書き方や読み方、意味などを教えました。  次に折り紙でだるまや、手裏剣、鶴の作り方を教えました。 さらに だるまがどのような地域で作られているのか、だるまの目はなぜ書かれていないのかという 文化の説明もしました。 ベトナムメンバーには私たちの文化 の一端 を知ってもらえ ましたし、 日本メンバー も 自国文化を 改めて学ぶことができ、 実り多い時間となりました 。 その後、ランダムにグループに分かれて、折り紙で手裏剣や鶴を作りました。折り紙をするのはとても久しぶりだったため、ベトナムメンバーに 、オンラインで 作り方を上手く教えることができるか不安でしたが、み...

2021年8月5日 VJYE 夏季集中プログラム4日目 ~ZOOM Information Day~

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  VJYE  夏季集中プログラム 中盤 (8 月 5 日 )     2021 年 8 月 5 日 ( 木 ) 。セミの鳴く声の響く夏しぐれ、全 7 日の VJYE 夏季集中プログラムの中盤である 4 日目の火蓋が切って落とされた。初日と比べて、ややメンバー の顔に疲労が目立ってきただろうか。だが、全く疲労の様子を感じさせないエネルギッシュな参加者、食らいつくようについて行く参加者。皆がまるでゾンビのような、不死を思わせる参加への意欲を見せている。    初日は参加者の 1 人がリクエストした Ed Sheeran の shape of you が流れるなか、アイスブレイクの説明が始まった。アイスブレイクはマフィアゲーム。日本語でいうならば、「ワード人狼」というと伝わるだろうか。複数人のうち 1 人だけ異異なる単語を伝えられる。例えば「科学と化学」のように。参加者たちは誰が異なる単語を伝えられたのかを推測するゲームだ。裏切り者 ( マフィア ) を探すというゲームだが、アイスブレイクから帰ってきた参加者たちはまるで映画『仁義なき戦い』で盃を交わした仲間同士のように、強い絆を感じさせる笑顔を交わしていた。    まず前半で待ち受けていたのは「 Global Compact 」についてチームごとに調べて内容を発表するという課題。「 Global Compact 」とは企業が影響の及ぶ範囲内で「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」の分野においていずれも世界的に採択・合意された普遍的な価値として国際社会で認められている 10 原則のことだ。初めて一緒のグループになったメンバーもいる中で、それぞれのグループは調べたことベースラインにして自分の独自の視点から発表を行なった。 20 分という限られた時間、さらには母語でもない中でこれだけのアウトプットを叩き出す驚異的な学生たちだと戦慄して聞いていた。    

2021年8月3日 VJYE夏季集中プログラム2日目 ~Comprehensive SDGs Day~

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    8月3日、この日はVJYE集中期間2日目で、各グループで最終日のサミットでのプレゼンテーションに向けて準備をしました。  このプレゼンテーションでは、グルーブごとでSDGsの17個のゴールの中から1つのゴールを選び、そのゴールに関連した問題を解決するため、現実的な案を考え、発表します。またグループは、6人前後で日本メンバーとベトナムメンバー の混合 で編成されています。そのため、私たちはベトナムメンバーと協力してグループでたくさん話し合ったり、意見を出し合ったりしてSDGsの課題に向き合 い 、解決策を考えなければなりませんでした。  この日は主に、日本とベトナムの両国の選んだゴールの 現状 やそ れ に対して 両国 で行っている施策を調べ、そこからその問題を解決するための小さなプロジェクトを考えました。グループで話し合う時間 は多く取られていま したが、問題を解決するプロジェクト を 考案する がとても難しく、 どのチームも 苦戦しました。  プレゼンの準備 段階で 、 各グループの進捗状況を 定期的に 全体で共有しました。取り扱う問題に対して細か な ところまで よく 調べていたり、解決策 を深く 考えていたりと他のグループの状況を見て、さらに 頑張らねばと気合が入りました。  日本人メンバーとベトナム人メンバーに分かれて、活動を振り返った心境を共有 する時間も定期的に取られました 。英語でのコミュニケーションに苦戦しながらもベトナム人メンバーと協力して準備を進められているグループもあれば、 コミュニケケーションの誤解に悩まされているグループもありました。国際交流場面では、楽しさや嬉しさと同時に、悔しさや葛藤も経験するということを理解できました。   各グループのメンバーが様々な思いを抱えながらも、 私たちは最終日のサミットでのプレゼンに向けて準備をしなくては行けません。 各グループは どのようなプレゼンテーションを 準備していくのか、楽しみでなりません。 次回のブログもお楽しみに!

2021年8月2日 VJYE 夏季集中プログラム 初日開幕 ~Introduction SDGs Day~

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    2021 年 8 月 2 日 ( 月 ) 。日本では真夏日真っ盛りの昼下がり、 VJYE 夏季集中プログラムの初日が幕を開けた。 VJYE 夏季集中プログラムとは、日本とベトナムの国際交流プログラムだ。 2013 年に「日本 - ベトナム学生文化交流プログラム 2013  ベトナム」を開催して以来、ほぼ毎年開催されてきた ( https://aaee.jp/activities/2013/09/000036.html ) 。オンラインでのベトナム国際交流プログラムは、東京経済大学関ゼミナールにとって初の試みだ。    プログラムは東京経済大学関ゼミナールと協定校のホーチミン市経済大学の学生を中心に行われるが、上記の 2 大学以外からも上智大学、新潟県立大学など多様なバックグラウンドを持つ人々がサポーターとして集まった。プログラムは全てオーガナイザーと呼ばれる運営学生によって主体的に構築されることも特徴だ。    期待と緊張の面持ちの参加者たちが集まって始まった初日は、アイスブレイクを終えた後からワクワクした笑顔に彩られた。その後も「 SDGs と MDGs の違いについて 20 分で調べる」という課題に、調べるだけに留まらずプレゼンテーションのスライドまで作成するグループも存在するなど、前のめりな参加者たちによって活気づいた。    後半では早速最終日のプレゼンテーションに向けて、 SDGs の課題について対象とする国とゴールを議論した。二日目以降が楽しみになる最高の走りだしだと言えよう。

2021年7月31日 第4回VJYEプログラム「英語学習・環境問題」

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    7 月 31 日土曜日、 VJYE プログラム4回目のプログラムが開催されました。主な内容は英語学習の検討と、 ベトナムで環境問題に取り組むゲストスピーカー、 Phạm Hương Quế さんに、環境問題についてお話をしていただきました。  英語学習の検討では、主に以下の 2 点をテーマにグループに分かれて議論し、その結果を全体で共有しました。 ・ How to improve English skills? ( どのように英語能力を向上させるか ) ・ What is the ideal English class? ( 理想の英語の授業とは何か ) (1)・ How to improve English skills? ( どのように英語能力を向上させるか ) 私のグループでは各々の英語の勉強方法について話し合いました。あるベトナムの参加者は、英語学習には自信を持つことが最も大切だと言っていました。その人は、自分のスピーキングとリスニングの能力を向上させるために、英語のカフェのようなところに通い、たくさん積極的に英語を話し、 自信をつけていたそうです。 また、最も面白いと思った勉強方法は、アニメやドラマなどに英語の字幕付きで観て、実践的な英語の表現や語彙を身につけるというものです。この方法だと楽しみながら気楽に学習できるといっていました。 (2) What is the ideal English class? ( 理想の英語の授業とは何か )  現在の日本とベトナムの中学・高校の英語授業は、受験英語のリーディングを軸に行われているので、生徒のスピーキングやリスニング能力を伸ばすことはできません。多くの参加者は、このことを問題視していました。そのため、積極的に英語を話せる機会を増やし、受け身にならない授業を行うことが生徒の能力向上につながると、多くの参加者が言っていました。  次に、ベトナムで環境問題に取り組むゲストスピーカー、 Phạm Hương Quế さんに、深刻な環境破壊の実態と、環境を保全するための具体的な取り組みについてお話しいただきました。具体的には、森林伐採や天然資源の消費が環境を破壊し、気候変動をもたらすプロセスを詳細にご説明いただいた後、地球温暖化を抑制するために、今私たちがすぐに取り組むこ...

2021年7月17日 第三回VJYEプログラム「タレントショー」

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    7月17日に、第3回VJYE、ベトナム・日本(英語)交流プログラムが開催されました。  今回の活動のメインは、「Talent show」で自分の好きなことを、動画にしたり、その場で発表したりしました。  発表の中では、歌を歌ったり、料理を作ったり、ダンス、楽器を弾いていたりなど個性あるものばかりでした。ベトナムメンバーの中では、日本の有名な歌である「桜舞う」という歌を歌っている人やベトナムでは一般的な「ヌードルピザ」という料理を作っていたりする人もいました。一方日本メンバーの中には、アイドルやオーケストラの紹介、zoom上で歌を歌ったり、怖い話をしたりとそれぞれの個性があふれていました。周りのメンバーはそれぞれの発表をみて、チャットで「すごい!」など活発的に反応するなど、大きな反響がありました。またグループに分かれて、自分のことについて3つの文を作り、1つは嘘のことを言って、周りの人はその人の嘘の文を答えるというゲームをしました。  その後、論理的思考力を問う問題にみんなで挑戦しました。この問題は、正直村と嘘つき村があって、ある青年が嘘つき村に行きたいと思い、村の境目にいる老人に尋ねようとしました。しかしこの老人がどちらの村人か分からないため、老人がどちらの村人の人か、嘘つき村の方向はどちらか分かる質問を1つせよというものでした。出された問の回答がなかなか思いつかなくて、グループで話し合いをするのも良い案を出すことができませんでした。  今回の活動を通して、それぞれのメンバーの好きなことや今までやってきたことなどが分かり、周りのメンバーのことをよく知ることができたと感じました。またそれぞれの個性も出ていて、発表を見ていてとてもおもしろく楽しい時間を過ごすことが出来ました。  これから夏休みに入り、いよいよVJYEプログラムの集中活動期間が始まります。私たちはこの期間、1日5時間ともに時間を過ごし、最終日のサミットに向けて準備を進めていきます。みんなと仲良くなれたので、お互いに協力し合いながら、このプログラムに取り組んでいきたいと思います。次のブログもお楽しみに!

2021年7月9日(金)  岩本悠氏 講演会を開催

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  2021 年 7 月 9 日 ( 金 )20:00~22:00 に、岩本悠氏 ( 地域・教育魅力化プラットフォーム代表理事 / 島根県教育魅力特命官 ) をお招きし、「 SDGs& 多文化共生スペシャル第 4 回講演会シリーズ」を開催しました。    岩本さんは学生時代にアジア・アフリカ 20 カ国の地域開発の現場を巡り、その体験記を出版。印税で学校を建設など非常に精力的にご活躍なされている方です。  冒頭では学生たちから 10 分間で岩本さんの 3 冊の著書 ( 『流学日記』幻冬社文庫、『こうして僕らはアフガニスタンに学校をつくった』河出書房新社、『未来を変えた島の学校』岩波書店 ) について紹介が行われました。     講演は前半の「岩本さんの講演パート」と後半の「質疑応答パート」に分かれて行われました。まずは前半の「岩本さんの講演パート」について紹介します。  前半のテーマは「越境」が掲げられました。組織や分野など物理的・抽象的な枠組みを超えていく切り口から人生を振り返るようにして語られました。大学とは遊ぶものだ」と思っていた大学入学時、「このままなんとなく大学生活を過ごすのか」という焦燥感から飛び出した海外留学、社会人になった後も大企業 SONY を飛び出して島根県隠岐に越境した経験などが時系列に沿って語られました。 なお、関ゼミ生は皆岩本さんのご著書を読みこんだ上で講演会に臨んだため、岩本さんのご活動内容についてはある程度把握しておりました。そのことを関先生より岩本さんに事前にお伝えくださったため、当日は質疑応答の時間を一時間以上も取っていただき、大変贅沢な時間となりました。     以下、 Q&A 形式で岩本さんと学生で行われた「対話」形式にて紹介します。   Q. 学生の頃にしておいた方がいいことはなんですか? A. たくさんの失敗です。悔しい、まだまだ足りないと自覚して学びへのモチベーションを高めるきっかけになります。したがって早く失敗することで早く成長することができます。  上記に加えて社会人になると立場や責任が身にのしかかってくるようになり、失敗がしにくい環境に放り込まれざるを得ません。学生時代に相当な失敗を積み重ねていないと、社会人になってチャレンジすることもできなくなってきます。例え失...

2021年7月2日  第二回VJYEプログラム「日本とベトナムの教育について」

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    7 月 2 日金曜日、第 2 回 VJYE 、ベトナム―日本交流プログラム、第二回の活動が開催されましたので報告します。 この日は、まず関先生と一般社団法人アジア教育交流研究機構学生スーパーバイザー(早稲田大学 4 年)の永島郁哉さんに SDG sについての導入プレゼンテーションをしていただきました。その後は、 SDGs 活動に向けた準備の一環として、参加学生がベトナムと日本の学校教育制度について、お互いに発表し合いました。 永島郁哉さんが SDG s導入プレゼンテーションで仰っていたことは以下の二つに集約されます。 ①     Dialog is foundation of everything. (対話がすべてのことがらの土台となっている。) ここでいう対話とは、自分自身で何かに正面から向き合い、積極的に考えていくこと、という意味です。対話を行うことで、環境や人権などの問題を考えることができるようになり、最終的には持続可能な社会につながるということです。 ②     Tackling an issue does not mean contributing SDGs.  ( 一つの問題に取り組むだけでは SDG sに貢献したとは言えない。) SDGs は一つの課題にだけに向かって取り組んでも、すべての課題を達成することはできません。一つの課題に取り組みながらも、ほかの課題を頭に入れておくということが重要です。   次に、お互いの国の学校や教育について発表をしました。この発表に向けて、各グループが自国の教育制度について入念に調べ話し合いました。 発表の中には、自国のことであっても初耳の情報もありました。例えば、読者の皆さんは、なぜ新学期が 4 月に始まるか知っていますか?諸説ありますが、お米の収穫時期などが影響し、明治時代の会計年度が 4 月になったことから、学校もそれに合わせたそうです。英語でこのようなことを伝えるのは容易ではありませんでしたが、事前にしっかりと準備をしておいたおかげで、何とかとベトナムメンバーに伝えたい情報を伝えることができました。    またベトナムメンバーの発表から、日本の学校とベトナムの学校で異なる...

2021年6月25日 SDGs&多文化共生スペシャル講演会シリーズ第3回 原琴乃氏によるご講演 開催

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  6月25日(金)19:00~21:00に、原琴乃氏(外務省所属・絵本作家)を講師、生田研一氏(元 文部科学省所属)をファシリテーターとしてお招きし、「SDGs&多文化共生スペシャル第3回講演会」を開催しました。 何と前回に引き続き東京経済大学の学長・岡本英男先生が最初から最後までお付き合いくださいました。さらには、ゼミ外、学外の多くの皆様がご参加くださりました。 講師にお招きした原さんは外務省職員としてイギリスに居住して欧州外交を担い、直近では6月に開催されたG7サミットにおいて中心的な役割を果たされました。一方で9歳から絵本作家としても活動し、SDGsや教育・保健に関する研究・出版にも携わっています。 今回は当ゼミ主催「SDGs & 多文化共生」の3回目の企画であったことから、前回の山田先生のご講演からもう一歩足を踏み入れてより実務的な内容を取り扱った講演となりました。日本の企業などにSDGsを普及させた具体的手法や、企業の方々との生々しいやりとりなど、滅多にお聞きできないお話しばかりでした。また、SDGsが採択された後の政府や企業の動向について、多文化共生の観点の踏まえてイギリスの事例との比較しながら多角的にお話しいただきました。 中でも、「政府と自治体、国民や企業との間ではSDGsの認知度の差があった」というご指摘がとても印象的でした。政府関係者は認知が早く、自治体は遅かったそうです。また企業は認知の仕方そのものが異なり国民への認知はいまだ広く為されていないようです。 例えば、政府の掲げた「SDGsアクションプラン」の存在を発足当時から認知していた国民はとても少ないということです。SDGsはより多くの人が自分事として考えなければいけない社会課題であるのに対して、国民への認知度が低いことに強い危機感を抱くとともに、その重要性を感じました。 また質疑応答の時間では、ゼミ生、学内外の学生、さらには学長先生からも「企業が行うSDGsウォッシュ」についてや、「日本とイギリスでのSDGsへの取り組み方の類似点」等、積極的な質問が為されましたが、お二人は全ての質問に対して真剣にお答えくださりました。 原先生が最後に仰っていた、「一生フロントランナーで有り続ける」という姿勢がとても印象的でした。 学長先生も強く共感していましたが、ゼミ生も大学を卒業した後で...

2021年6月18日 第一回VJYEプログラム「自国の服飾、地理、食、お祭りについて」

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  盛大なオープニングセレモニーで幕開けして5日後の6月18日(金)、第一回のVJYE プログラムが開催されました。初回のプログラムでは、お互いが自国の服飾や地理、食、お祭りについて英語でプレゼンテーションを行いました。  今回日本のことを紹介するにあたって、私はネットで調べながらプレゼン資料を作成したのですが、自分はまだまだ日本のことをよく知らなかったと感じました。例を示します。日本のお祭りの一つとして七夕を紹介したのですが、なぜ短冊に願い事を書いて飾るのか、調べるまで知りませんでした。(昔の日本では紙は高価で貴重なものだったため、大事なことを書く時に紙を使用していたという風習からきているそうです。)今回のプログラムは、ベトナムのことのみならず、自国文化について学べる絶好の機会になるになるのだと思います。  また日本人メンバーのプレゼンテーション後の質疑応答で、ベトナム人メンバーから鋭い指摘がありました。そのプレゼンは「日本では年越しの12月31日に、年越しそばを食べる。」という内容でした。それに対して、ベトナムメンバーが「何で年越しはそばなの?ラーメンでもうどんではだめなのか?」という質問をしてくれました。私たち日本人メンバーは、年越し=そばということが当たり前すぎて上手く質問に答えることが出来ず、ラーメン、うどん、そばの違いもちゃんとは知らなかったのでしっかり説明することができませんでした。私たちにとっては当たり前でも、違う国の人から見ると不思議な部分があり、違った角度から物事を見ると疑問に思うことや新たな発見があると感じました。  また食べ物のプレゼンを行ったグループでは、日本メンバーから、パクチーが苦手だからベトナムに行くのが心配という声が日本メンバーから上がりました。しかしベトナム学生から「ベトナムでもパクチ―が嫌いな人はたくさんいるから、嫌いなら食べなければいいだけのこと。」笑顔で答えが返ってきました。その国の情報については、巷で言われている情報がネットなどに頼り過ぎず、その国に暮らす人々に直接確かめることが必要であるということも学べました。  今回のプログラムを通して、物事を違う視点から考えることによって新たな発見や疑問点が見つかること、固定概念に基づいて他国の情報を鵜呑みにしてはいけないといったことを学ぶことができました。これからも活動を通して、お...