2021年8月6日 VJYE集中期間5日目 ~Cultural Day~
8月6日、この日はVJYE集中期間5日目でVJYEのメンバーがそれぞれ相手の国の文化体験をする日でした。日本とベトナムの学生たちがプレゼンテーションを準備するなど協力していくには、お互いのことを知った上で、円滑にコミュニケーションを図れる必要があります。そして相手のことを知るためには、相手の文化を理解することが重要となります。
人の背後にある文化には目に見える表層文化から価値観などの深層文化まで様々ですが、この日の活動では、服装や食べ物、文化財などといった表層文化の交流をしました。
(1)ベトナム学生主導の活動
まずベトナムの民族の絵文字を見て何という名前の民族か当てるゲームをしました。ベトナムは、54の民族からなる多民族国家です。このゲームではその中でも4つの民族を取り扱い、それぞれの民族がどのように違うのか見分けるということをしました。このゲームをやってみては少し難しかったですが、民族によって着ているものや装飾品が違っておもしろく、ベトナムの民族のことを少し理解することが出来た気がしました。
次にベトナムと日本の食べ物を使ったビンゴゲームをしました。ベトナム料理で代表的なバインミーなどは知っていましたが、知らない料理も出てきたので新しくベトナム料理の名前を知れて良かったです。
(2)日本メンバー主導の活動
まず日本・ベトナム学生混合のリサーチグループに分かれ、日本メンバーからベトナムメンバーに漢字の名前をプレゼントしました。日本メンバーは、ベトナムメンバーの名前の由来を聞き取った上で本人の性格も加味して漢字名を決定し、書き方や読み方、意味などを教えました。
次に折り紙でだるまや、手裏剣、鶴の作り方を教えました。さらにだるまがどのような地域で作られているのか、だるまの目はなぜ書かれていないのかという文化の説明もしました。ベトナムメンバーには私たちの文化の一端を知ってもらえましたし、日本メンバーも自国文化を改めて学ぶことができ、実り多い時間となりました。
その後、ランダムにグループに分かれて、折り紙で手裏剣や鶴を作りました。折り紙をするのはとても久しぶりだったため、ベトナムメンバーに、オンラインで作り方を上手く教えることができるか不安でしたが、みんなで話しながら折り紙をでき、とても楽しかったです。
今回の活動を通して、ベトナムメンバーによるベトナムの文化体験ではこれまで馴染みのなかったベトナムの文化について学ぶことができましたし、折り紙で手裏剣や鶴を教える時は拙い英語ではありましたが画面越しに折っているところを見せながらコミュニケーションを図ることが出来ました。
明後日はいよいよ国際学生サミット。リサーチは既に終盤に差し掛かっており、もうすぐリハーサルできそうです。残り2日間、どのような展開になるのでしょうか。
次回のブログもお楽しみに!
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