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2022年 12月20日 関ゼミのオープンゼミ開催!

  先週、オープンゼミについてのリハーサルを行い、とうとう本日オープンゼミを行いました。  まず、関先生から関ゼミとは何なのか、ホームページを元に説明がありました。ホームページには関ゼミの全てが掲載されています。みなさんもぜひご覧下さい。  そして、「自己探求」へと移ります。これが、今回のオープンゼミのメインの部分で、ゼミ長の堀内さんからスライドを用いての発表がありました。その内容は衝撃的かつ、関ゼミで得られることの全てが詰まった、素晴らしいものでした。  途中、「超ゴミ大学生ライフ」や「20単位落とすwww」というようなスライドもありましたが、最後にはとても大切なメッセージが込められていました。  発表が終わり、見学に来て下さっていた方にもお話をお聞きしました。  この話している空気感。正に、関ゼミそのものでした。結果的にゼミの雰囲気が一番分かるオープンゼミになったと思います。  今回、残念ながらオープンゼミにお越し頂けなかった方や興味を持たれた方はまず、ホームページをご覧下さい。そして、気軽にTwitterやInstagramのDM機能でメッセージをお送り下さい、いつでもすぐに対応致します!  Last week, we had a rehearsal for the open seminar, and we finally held the open seminar today.  First, Prof. Seki explained what the Seki Seminar is based on the website. The website contains everything about the Seki Seminar. Please take a look.  Then, we moved on to "self-exploration. This was the main part of this open seminar, and the seminar leader, Mr. Horiuchi, gave a slide presentation. The content of the presentation was both shocking and wonderful, containing everything th...

2022年12月16、17日 「マルチカルチュラルフェスティバル」

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  12月16日と17日の2日間に渡って行われた「マルチカルチュラルフェスティバル」にご参加、ご観覧頂いた皆様、誠にありがとうございました!  このブログから読み始めた方は、「マルチカルチュラルフェスティバルって何?」「関ゼミが何かイベントをやったの?」と多くの疑問をお持ちの事でしょう。  質問に答える形で説明すると、このイベントは、様々な国、大学と協力をしながら行う、「多文化共生」をテーマにしたものです。  ちなみに、この「多文化共生」という言葉は関ゼミでも重要なキーワードであり、簡単に説明すると、「他者との交流を通じて、自分自身を見つめ直すこと」です。  では、なぜこのイベントをこの関ゼミのブログで取り上げるのか。それは、このブログを見返してもらうと分かりますが、元々、「マルチカルチュラルフェスティバル」は関ゼミ発祥だからです。  それが、今年は大規模なイベントへと進化を遂げました。これは、個人的な話になってしまうのですが、ブログを書いている私は、関ゼミと国際交流チューターの両方に所属しているので、今回は「マルチカルチュラルフェスティバル」の裏側も少し書かせて頂きます。  まず、1日目の「多文化共生対談会」では、イランに生まれて日本に住んでいるラジャビ・モナさんと日本留学を経験したベトナムのハイ・ティ・ミン・グエンさんをお招きして、外国から日本はどのように見えているのかを話しました。ZOOMでの開催だったため、画面越しでの対談となりましたが、多くのご経験をされているお2人だからこそ、貴重なお話が聞けました。  2日目は、1日目よりも国際交流チューターの出番が多く、対面での開催となりました。  実は、準備に時間がかかり、肝心の宣伝がギリギリになってしまったという裏話もあります。関先生が前日まで、「まだ間に合う!」と私たちを鼓舞されていた記憶が鮮明に残っています。  結果、オンラインと対面合わせて180人を超える方が申込みをして下さいました。懸念していた集客もクリアし、イベントは大成功!と思いきや、  動画が流れない。声が聞こえない。音声が流れない。様々な機材トラブルが私たちに立ちはだかりました。ドミノ崩しのように上手くいかない運営に、焦りと怒りが渦を巻きました。この怒りは自分に対するもので、周りの皆さんが全力で協力をしてくれたからこそ頭を抱えました。  最...

2022年12月10日 ゼミ研究報告会当日!

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 12/10(土)。集合時間の13:30の3時間前、10:00に大学で集合したゼミ生は、最後の練習をしていました。 キャンパスには、まだあまり人が来ていなかったため、コロナ禍の大学を思い出していました。最初は、対面でこんな大規模なゼミ研究報告会が行えるなど誰も思いもつかなかったでしょう。 練習をしているうちに、ゾロゾロと人が集まり、開会式が行われた教室は、空いている席が見当たりませんでした。会場に早めに到着された関先生も「凄い人だね。」驚かれていました。 時間の13:30。会話で支配された会場に緊張感が張り詰めます。そんな中、 「中央線の遅延により、開会式を14:00に遅らせます。」と聞いた時には、拍子抜けしました。 14:00になり、無事に開会式が終わると、発表者は各教室へ。発表順が2番目にだった関ゼミは、関先生と急ぎ足で発表する教室へと向かいました。 入るとそこには、大勢の東経大生がまだかまだかと発表を待ち遠しくしていました。その光景を見て、電車の吊り革広告で見る、「ゼミする東経大」の意味が分かった気がしました。 そして、1番目に発表したゼミに気づかされたこと、それは聞いている人に配慮するべきということです。最初に見たゼミでは、指差し棒などを用いていたため、とても聞きやすく、パソコンで練習をしていた私たちには盲点でした。 時間制限を知らせるベルが鳴り響き、関ゼミの発表が近くなっていることが耳からも伝わってきました。 発表が終わると、 「質問はありますか?」と司会の先生が教室を周り始めます。正直、何も指摘をすることの無い素晴らしい発表だったので、手を挙げずにいると、その先生が、 「こういった場では、質問をする事がマナーなんですよ。意見でもいいので、ぜひ!」 とおっしゃいました。とても勉強になったのと同時に、私たちの発表では何を質問されるのだろうというプレッシャーが頭から離れませんでした。 「では、続いては関ゼミです。」 東館さんと顔を見合わせて、まるで甲子園に立つ高校球児のような心意気で、ステージに立ちました。 ステージから見る教室はとても広く、自分たちに集中する大勢の視線は、獲物を狙うハイエナのように鋭く感じました。 「それでは、関 明典ゼミナールの発表を始めます。」 東館さんの何度も聞いてきたその優しい声とセリフは、いつもとは違う気がしました。 聞かせ...

2022年11月29日、12月6日 挑戦の1週間

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 「去年のゼミ研究報告会は、1週間前くらいから準備が始まったから大変だったなぁ。」 3年生の東館さんから聞いた言葉には何も驚きませんでした。 今年の関ゼミでは、幸運にも、関ゼミのOBやOGの方とお会いする機会が多く、その度に聞いてきた。「ゼミ研究報告会が大変だった。」と。 その歴史を自分が塗り替えよう。決心を固めたのは、ゼミ研究報告会の3週間前でした。 そこから、調査を開始し、意気揚々とワードファイルに文字を打ち込み始めます。 15日のゼミ、調査中だったので、途中まで仕上がった原稿を見せると、関先生に一言、 「これは発表ではありません。」 と言われました。発表ではないんですね、思わずオウム返ししてしまいます。 「これは、やり直しですね。」という関先生の発言で、笑いという感情を忘れて、呆然と立ち尽くしてしまいました。 「やり直し」という言葉の恐ろしさ。たった5文字で、これまでの睡眠時間を削った意味が無くなり、同時にこれからの睡眠時間が削れます。 11/22、ゼミ研究報告会まで2週間。仕上がらないという焦りとなぜ今まで準備をしていなかったのかという過去の自分への怒りが心の中で渦巻きます。 そんな中でなんとか完成したスライドは、ゼミ生にとって全てでした。実際、目が空いている時間は視野からスライドを外しませんでした。 「では、発表をお願いします。」 関先生の声が鼓動を早め、 「それでは、関 明典ゼミナールの発表を始めさせて頂きます。」 東館さんの声が響きます。 度重なる打ち合わせの成果もあってか、発表に大きなミスはありませんでした。 「お疲れ様でした。」 発表が終わってから、言われた関先生の言葉で、私たちは一息つきました。 「では、何点か指摘しますね。」 ジェットコースターのような気分でした。そこからマシンガンのように放たれた言葉に、私たちは打ち砕かれました。 ゼミ研究報告会1週間前。落ち込んでいる暇などありません。東館さんとは、別れて暮らす実家の母親よりも連絡を取りました。もちろん、内容は全てゼミ研究報告会について。 ゼミ研究報告会前、最後のゼミはこれまで以上の緊張感があったのを覚えています。関先生にも「瞭さん、焦ってますね。」と言われましたが、人間は焦るとオーラが出るのでしょうか。 発表を終えました。この流れだとみなさんは、「よく頑張った!」「感動した!」と、元...

2022年11月8日、15日 調査の中で当たった壁

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   今回もゼミでの話し合いはゼミ研究報告会の内容が中心でした。前回、人生満足度尺度(SWLS)というウェルビーイングを測ることのできる尺度を今回の研究で用いるべく、9枚の英語で書かれた文献の内容理解をする必要がありました。読み進めていくと、この尺度で使われている質問は5つのみ。そこから性別、年齢、出身を訪ねる質問を合わせ、計8つの質問を作成しました。質問をつくり終えただけでは一安心できません。次はこの調査に協力してくださる各国の学生に、この調査はどういった意図で行われたのか、人生満足度尺度についての説明などを英語で書く必要がありました。  そして調査をアジア圏の大学に協力をお願いしたところ、また新たな壁が私たちの前に立ちはだかりました。それは調査数が目標数に達してないことです。質問にはコメントの自由回答欄を設ける必要がありました。しかし、私たちに残されている時間は少なく、今回はこの調査数で分析、考察をするという方向になりました。  一つ作業が終わると、二つ三つと付随してやらなければならない作業がでてくるため、英語で書かれた文献をいくつも読む必要がありました。初めは膨大な量の英語をみてたじろいでいた私たちもだんだんと慣れてきました。  そんな私たちが準備に四苦八苦しているゼミ研究報告会は、12月10日(土)の13:30から行われます。ご興味のある方はぜひ、参加してみてください! Once again, the seminar discussion focused on the contents of the seminar research debriefing session. In the previous session, we needed to understand the content of the 9-page English-language document to use a scale that can measure well-being called the Satisfaction with Life Scale (SWLS) in this research. Upon further reading, I found that only five questions are used in this scale. From t...

2022年10月11日、25日 ゼミ研修報告会を進める中で・・・

  急遽、決まったゼミ研究報告会の出場。ゼミ生たちは頭を抱えるばかりでした。9月には、調査項目が完成したものの、質問に多くの不備を発覚。関ゼミは窮地に立たされていました。  話題も詰まり、呼吸の音すら聞こえる静けさの中、ゼミ生の東館さんがある研究を見つけました。その研究とは、「人生満足度尺度」の研究です。  この「人生満足度尺度」とは日本語訳で、原文の英語では「Satisfaction With Life Scale」となっています。最初、9枚のスライドに隙間なく並ぶ英語を見た時は、思考が停止しました。  それでも、この「人生満足度尺度」が私たちが研究している「ウェルビーイング」を測るものてあると知り、読むという選択肢しかありませんでした。  読むことが決まると、まるで決まっていた台詞かのように関先生が、  「学生に調査をお願いするなら、私が各大学の生徒にお願いするよ。」とおっしゃって下さいました。  そうと決まったら、やるしかありません。こうして、私たちは改めてゼミ研究報告会への一歩を踏み出したのでした。  そして、スマートフォンの翻訳機能を駆使しながら、研究を読み進めているうち、もっと早く取り掛かるべきだったと後悔するのです。  The participation in the seminar research debriefing session was decided on short notice. The seminar students were left scratching their heads; in September, the survey items were completed, but many of the questions were found to be incomplete. The Seki Seminar was in a tight spot.  Amid the silence, where the topic was at a standstill and even the sound of breathing could be heard, a seminar student, Mr. Azumaidate, found a research project. That research was a st...

2022年9月27日、10月4日 ゼミ研究報告会へ向けて

 後期第 1 回目( 9/27 )、 2 回目 (10/4) のゼミでは、 12 月にあるゼミ研究報告会について話し合いました。 1 学期で理解を深めたウェルビーングの国際調査を行い、前期に学んだことと、その研究結果を報告する方針に決まりました。国際調査を行うにあたって、ベトナムの学生 12 人に協力を得て予備調査を行いましたが、 金銭についての質問などの文化間での差異が明らかであった質問や、質問の言語設定などが統一されていないなどいくつかの不備があったため、ゼミ生で話し合い、質問内容の見直しと作り直しを図りました。質問内容以外にも調査対象や、母集団の人数、必要な文献はそろっているのか等を煮詰める話し合いが行われました。 また、国際調査と同時に講演会の開催も考えているで、進展があり次第ブログでお知らせしたいと思います。  In the first (9/27) and second (10/4) seminars of the second semester, we discussed the seminar research report meeting in December and decided on a policy to conduct an international survey on wellbeing, which we had deepened our understanding of in the first semester, and to report what we had learned in the first semester and the results of our research. However, there were some flaws in the survey, such as questions about money and other questions that clearly differed between cultures, and the language settings of the questions were not consistent. The seminar students discussed and reviewed the questions and r...

2022年7月5日、12日、19日 講演会の振り返り、後期の活動方針に関して

 2022 年7月 5 日、 12 日、 19 日は OK バジこと垣見一雅(かきみ かずまさ)さんをお招きして行った講演会の振り返り、後期の活動指針に関して話し合いを行いました。   講演会を通して各自が感じたことや考えたことを共有、垣見さんの姿から学んだことについて話し合いました。ゼミ生全員が挙げたことは「感謝」について。垣見さん自身も「感謝」という言葉を多く口にしていましたが、垣見さんのウェルビーイングの中には感謝という要素があるとおしゃっていたほど、たいせつにしている物であると感じました。また、外部から参加してくださった方からは、「ウェルビーイングの定義を決めることがウェルビーイングから一番遠ざかっているのではないか」との意見があり、ゼミ生一同はっとさせられました。講師の方だけでなく、参加者の方からも学びや気づきを得る。これこそ講演会のだいご味ではないでしょうか。    後期の活動方針に関しては、前期の活動を終えて自分たちがこの関ゼミという環境でやりたいことについて具体性を高めること中心に、ブレインストーミングような形で話し合いを進めました。前期学んだウェルビーイングに関する知識をより深めることと、第2部実践編という形で取り組んでいく方針になりました。  On July 5, 12, and 19, 2022, we reviewed the lecture given by Kazumasa Kakimi, a.k.a. OK Bajaj, and discussed the activity guidelines for the second semester. We shared our thoughts and feelings about the lecture and discussed what we learned from Mr. Kakimi. One thing that was mentioned by all the seminar students was "gratitude. Mr. Kakimi himself often used the word "gratitude," and I felt that it was something he cherished so much ...

2022年6月28日 関ゼミナール主催の講演会

  2022 年 6 月 28 日は“ OK バジ”こと垣見一雅(かきみ かずまさ)さんを迎えて講演会を行いました。垣見さんは御年 83 歳ですが、その歳を思わせない喋りと動きに驚きました。同日の関先生が担当している異文化コミュニケーション論の講義でも垣見さんはゲストとして登壇。その後、関ゼミにお越しくださいました。    ゼミではウェルビーイングをテーマに質問させていただきました。外部からの参加者も多数おり、ウェルビーイングという概念を始めて聞いたという参加者もいたため、冒頭で堀内からウェルビーイングに関しての説明をして講演会を始めました。     約 100 分に及ぶ講演会。垣見さん対参加者という閉鎖的な質疑応答だけでなく、参加者同士の質疑応答や意見交換があり、実のある講演会として締めくくることができたと思います。  On June 28, 2022, we welcomed Kazumasa Kakimi, a.k.a. "OK Bajaj," for a lecture. Mr. Kakimi is 83 years old, but I was amazed by his age-defying speech and movements. On the same day, Mr. Kakimi was also a guest speaker at Prof. Seki's lecture on cross-cultural communication. Afterward, she visited the Seki Seminar.  At the seminar, we asked him questions on the theme of well-being. Since there were many participants from outside the seminar and some of them had never heard of the concept of wellbeing before, Horiuchi started the lecture with an explanation about wellbeing at the beginning.  The lecture ...

2022年6月7日、14日、21日 OKバジを招いての講演会の事前学習、事前準備

 2022 年 6 月 7 日、 14 日、 21 日は“ OK バジ”こと、垣見一雅(かきみ かずまさ)さんが来月の 7 月 11 日の授業にお越ししていただけることになったので、その講演会に向けての事前学習と準備を進めています。   垣見一雅さん:大学卒業後、高校教諭として働く傍らに参加したヒマラヤ山脈登山中に雪崩がおき、付き添いの現地の方が亡くなったことがきっかけで、退職後にネパールでの支援活動を行う。   事前学習では垣見さんが携わった著書を精読し、そこから学んだことや疑問に感じ実際に垣見さんに質問したいことなどを共有し、リストアップを行いました。そこからは講演会のタイムスケジュール、進行や会場設備について準備を行い来週の講演会に備えました。   以下垣見さんが執筆し、ゼミ生が読んだ本です 「OKバジー村人に魅せられて、ネパールの山奥に住みついた一人の日本人」 「からっぽがいいーネパールの山奥を歩き続けたリュック一つのNGO,OKバジ」  We are now preparing for the lecture on June 7, 14, and 21, 2022 by Kazumasa Kakimi, a.k.a. "OK Bajaj," who will be coming to our class on July 11, 2022.  Kazumasa Kakimi: After graduating from university, Mr. Kakimi worked as a high school teacher and participated in a mountain climbing expedition in the Himalayas, during which an avalanche occurred and a local man who was accompanying him died.  In the preliminary study session, the participants carefully read books that Mr. Kakimi had been involved in, shared what they had le...

2022年5月17日、31日 ウェルビーイングに関する文献共有

  2022 年 5 月 17 日、 31 日( 24 日はお休み)は各自が担当したウェルビーイングの文献に関して発表、質疑応答を行いました。 31 日には昨年度のゼミ生を招いた中での発表となりました。   5 月 17 日に扱った文献一覧 堀内 「わたしたちのウェルビーイングをつくりあうために その思想、実践、技術」      著書: 渡邊淳司、ドミニク・チェン他   発行年:2020年 東舘 「ウェルビーイングの設計論」      著書:ラファエルA.カルヴォ、ドリアン・ピーターズ他  発行年:2017年 戸崎 「幸福の測定 ウェルビーイングを理解する」      著書:鶴見哲也、藤井秀道他  発行年:2021年   5 月 31 日に扱った文献一覧 堀内 「わたしたちのウェルビーイングをつくりあうために その思想、実践、技術」    ( 5 月 17 日に扱った文献と同じのため、一部省略) 東舘 「むかしむかしあるところにウェルビーイングがありました」      著書:石川善樹、吉田尚記  発行年:2021年 戸崎 「ポジティブ心理学の挑戦”幸福”から”持続的幸福”へ」      著書:マーティン・セリグマン  発行年:2014年   2 週にわたる発表を通して発表に対する質疑応答、話し合いは活発に行われ私達ゼミ生はウェルビーイングに対する理解は深まりましたが、同時に困惑してしまっています。というのも、全員の発表を含め約 10 の文献を読んだのにも関わらずウェルビーイングの定義がどこにも記載されていないため、この活動の本来の意図である「ウェルビーイングとは」に対する答えが導きだせないからです。   私達が精読した文献も発行年から分かるように「ウェルビーイング」という概念が日本にきてからの時間はまだ浅く、私達でウェルビーイングの定義を見出す必要があるのか、という話し合いが続いています。 On May 17 and 31, 2022 (the 24th was a day off), each student gave a presentation on their assigned literature on well-being, followed by a quest...

2022年4月26日、5月10日 これからの活動に向けて

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2022 年 4 月 26 日、 5 月 10 日の関ゼミナールは私と 2 年生の新ゼミ生である戸崎君の自己紹介兼自己開示、引き続き前期のゼミの活動内容について話し合いました。   3 週にわたってゼミ生の自己紹介兼自己開示を行いましたが、友人やひょっとすると家族も知らないような各々のコアな部分、価値観を互いに知ることができました。  前回のブログでも書いたように今年度の活動内容はウェルビーイングという概念を軸に活動していくことになりました。このウェルビーイングという単語は、昨年度の活動の一環であった SDG s講演会でお招きした岩本悠さんが言っていた言葉でした。 SDG sの次はウェルビーイングがくるとおっしゃっていたことがとても印象的で、関ゼミの活動の軸になりました。   活動の軸にするにあたって、ウェルビーイングがどのような概念なのかを知る為にも各自文献を読み、発表という課題が出ました。次回のゼミがとても楽しみです。 On April 26 and May 10, 2022, Seki Seminar consisted of self-introductions and self-disclosures by myself and a new second-year seminar student, Mr. Tozaki, followed by a discussion of the seminar's activities for the first semester.  We introduced and disclosed ourselves to the seminar students over three weeks, and we were able to get to know each other's core aspects and values that our friends and perhaps even family members may not have known about.  As I wrote in my previous blog, this year's activities will be centered on the concept of well-being. Th...

2022年4月5日、12日 前期の活動方針に関して

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  2022 年 4 月 5 日、 12 日関ゼミナールは、前期の活動の軸の話し合いとゼミ長である堀内さんの自己紹介兼自己開示を行いました。   ゼミ生 4 人という関ゼミでは異例の少人数で始まった 2022 年度。 一昨年、昨年に引き続き学内で一番といっても過言でないくらいコロナウイルスの影響を受けている関ゼミ。今年度も主な活動の海外研修は実施ができないことが分かりました。この逆風の中でどう関ゼミは活動していくのかを話し合いました。具体的な目標を定めるためにコンテストに応募する、イベントを開催したい、ウェルビーイングという概念を軸に活動したい、オンラインで海外の学生と交流などのアイデアが出ましたが、各自もう一度考えてくることになりました。ここに関ゼミの特徴であり面白さがあり、どんなことをしたいのかは学生に委ねられていることです。   状況は悲観することばかりでないことも分かりました。少人数だからこそ全員の意見をじっくり聞くことができ、話し合いのテンポは良く、まさしく少数精鋭といったところです。   自己紹介兼自己開示ができることも少人数ならではです。(自己開示とは 2021 年度後期関ゼミの主な活動の一つです。極限まで自分について深堀し、過去の経験と紐づけながらゼミ生に自分から何を学んで欲しいのか、発表を通してフィードバックをもらいさらに自分を深めるという活動です。) 1 回の授業で自己開示をするのは 1 人。(それだけ時間をかけて自己を深めます。)少数精鋭でテンポよく活動していくには他者を知ることが何より大切です。 On April 5 and 12, 2022, Seki Seminar held a discussion on the axis of activities for the first semester and self-introduction and self-disclosure by the seminar leader, Mr. Horiuchi.  The fiscal year 2022 started with an unusually small number of seminar students (four) at the Seki Seminar. Follow...

2022年1月16日 2021年度下半期の関ゼミ活動内容について

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あけましておめでとうございます! 本年も東京経済大学関ゼミを応援よろしくお願いいたします。 長い間ブログ投稿を滞ってしまい、申し訳ございませんでした。 皆様の中には、「関ゼミは消滅しまったの?」「関ゼミ生はやる気がなくなってしまったの?」と心配している方々もいらっしゃるかもしれません。 いえいえ、そんなことは全くなく、逆に私たちはブログを更新する暇もないほど充実した日々を過ごしておりました。「やばい、ブログを更新しなければ!」と常にゼミ生内で話してはいましたが、目の前の活動に夢中になりすぎて、気が付けば2021年が終わってしまっていました。 夏休み以降も頑張り続けた私たちは、9月以降、第二期の四カ月間でさらに大きく成長しました。過去の偉大な先輩方にも胸を張って「私たちは頑張りました!」と報告できるくらい力をつけることができたと考えています。 第二期の主な活動は以下の通りです。 ライフヒストリー紹介  毎週一人のゼミ生が自らの人生を30分動画にまとめて紹介し、その人の人生と自分の人生を比較する活動です。「他者を跳ね返りにして自己を理解する」というゼミのテーマの核心に迫る活動と言えます。動画作成に向けて、ペアのゼミ生や関先生と夜な夜な話し合いを重ねたのがとても懐かしいです。お互いのことをほとんど知らないままゼミに入りましたが、この活動のおかげで一人一人のゼミ生のことを深く理解し、自分自身を振り返るよい機会となりました。 AAEEのイベントでの発表  関先生はAAEE(一般社団法人アジア教育交流研究機構)の代表理事をされています。この団体には国内外の多くの大学の大学生が所属しています。11月にこの団体と一緒にイベントを開催し、ベトナム国際交流プログラムについて報告しました。外務省やJICAに後援していただいているイベントでとても緊張しましたが、ベストを尽くしました。 ゼミ研究発表会  12月にゼミでの研究の成果を発表しました。参加は任意なのですが、関ゼミからは5つの発表が為されました。大学教授の方々が司会をされて、何人もの先生方から質問が投げかけられました。数名の先生方から「クオリティの高さに驚いた」とコメントをいただき感激しました。 ↑3年生5名による合同研究の発表タイトル ↑2年生による個人研究の発表タイトル(一部抜粋) マルチ・カルチュラル・フェスティバル応援 12...