投稿

11月, 2025の投稿を表示しています

海外ゼミ研修(ベトナム)報告書 吉田然太(経済学部3年)

イメージ
 加来翔人・藤村風音・グエン・ホアン・ロンによる先行研究「国籍が異なる未知の若者同士が親密になる条件についての研究」では、異なる文化的背景をもつ若者がいかにして親密さを獲得していくかが論じられている。研究では、留学生と日本学生との交流において文化的・言語的な壁が存在し、それが深い関係構築の妨げとなることが指摘されていた。そのうえで、短期間で親密さを高める条件として「協力」「行動の共有」「共食」という三点が提示されている。さらに、共通の目標を持ち、その達成に向けて共に取り組むことが、異文化間の距離を急速に縮める効果をもつことも示されていた。本報告では、この先行研究の知見を踏まえながら、2025年9月3日から15日にかけて実施されたベトナム研修における経験を整理し、期間中記録していたメモを参考に実際にどのように関係性が形成されていったのかを振り返る。  研修の初日には、トーダモット大学にて現地学生との顔合わせが行われた。当初は形式的な開会式が予定されていたが、実際にはセレモニー色は薄く、自己紹介を行った後、バインミーやフォーを共に食べるアイスブレイクの時間が設けられた。研究で示された「共食」が親密化の契機になるという指摘の通り、この場面では、食事をともにすることで自然に会話が生まれ、互いの緊張が和らいでいった。料理を囲みながら話題を共有することで、初対面同士でも関係の端緒が開かれていくことを実感した。  その後の文化体験では、バンブーダンスやプレートへの絵付けが行われた。こうした活動は単なる娯楽的要素にとどまらず、慣れない作業において自然に協力や助け合いが生じる点に意義があった。特にバンブーダンスでは、失敗して笑い合うことが一種の連帯感を生み出し、絵付けの場面でも互いにアイデアを出し合うことで共同性が育まれた。ここでは「協力」と「行動の共有」という要素が重なり合い、親密さの形成に寄与していたと考えられる。  一方で、Hung Vuong High Schoolでの交流では、思わぬ困難に直面することになった。情報の伝達不足や誤解により、当初計画されていた活動を十分に実施できず、現地学生や日本学生の一部は強い落胆を覚えた。この経験は一見すると交流を妨げる要因のようにも見える。しかし、実際には同じ挫折や失敗を共有することが、結果的に学生同士の結びつきを強める契機となった...

関ゼミ海外ゼミ研修(ベトナム)報告書 「異文化交流を通じて得た学びと自己の成長」檜山颯太(経営学部2年)

イメージ
はじめに 今回参加した TDMU-TKU Joint Project 2025 は、ベトナムのトーダモット大学と本学関ゼミが共同で実施した研修である。研修全体は2週間にわたり、そのうち10日間はTDMUの学生と共に活動を行った。私はこの研修を通じ、異なる文化に直接触れることで、これまでの自分の考え方や視野を改めて問い直す機会を得た。また、仲間や現地の人々との交流を重ねる中で、自分に不足している点や新たに伸ばすべき方向性にも気づくことができた。こうした気づきは、単なる知識や体験にとどまらず、今後の学びや成長につながる重要な糧となった。 研修を通じて得た学び 私はこれまで実践的に英語を使う機会がほとんどなく、リスニングもスピーキングもかなり苦労した。研修初日は、自分の考えをうまく言葉にできず戸惑ってしまうことが多かった。しかし、少しずつ相手との会話が成立するようになり、何気ないやり取りができたときには強い喜びを感じた。国や文化が違っても、人間としてのパーソナリティや人間性には大きな差は感じなかったが、異なる言語や文化的背景を持つ相手と交流することは新鮮で刺激的であった。 この過程で、自己理解に関しても多くの気づきがあった。私は内向的で、自分から話しかけることに抵抗があったが、英語力に不安を抱えながらも積極的に交流を試みた。会話を重ねることで相手の人柄を知り、共通の話題で盛り上がれた瞬間は大きな喜びを感じた。さらに、コミュニケーションの際に感じた距離感など文化的な違いも含めて楽しみ、積極的に関わることができた点は、自分の成長を実感できる体験であった。 さらに、今回の経験を通して、英語力そのものの重要性に加え、自分から積極的にコミュニケーションを取りに行く姿勢の大切さを学んだ。そのうえで、相手の話を聞く態度や相手を知ろうとする姿勢も同じくらい大切であることを実感した。自分のように英語力が十分でなく、相手の言葉をすべて理解できない場面でも、理解しようとする姿勢が何より重要である。そして、異なる文化背景を持つ人と交流するからこそ、相手にリスペクトを持ち、尊重する気持ちを忘れないことの大切さも強く学んだ。 加えて、ベトナムの学生や教師の方々が、私たちを本当に温かく迎えてくださったことは大きな印象として残っている。多くのおもてなしを受け、その心配りや優しさに深く感動した。異文化交流...

海外ゼミ研修報告書 黄冠笙(経済学部 3年)

イメージ
1.はじめに  海外研修は、異文化を直接体験し、教室で学んだ理論を現実社会と結びつける貴重な機会である。今回、関ゼミは2025年9月にベトナム研修を実施し、現地の大学生との交流や企業訪問を通じて、経済・社会・文化を幅広く学ぶことを目的とした。  研修は約2週間にわたり、トゥドウモト市およびホーチミン市中心部で行われた。参加したのは東京経済大学の学生12名と関教授であり、現地学生との対話や共同活動を通じて、多様な価値観に触れることができた。  私は出発前に体調面や精神面で不安を抱えていたが、現地の学生や仲間の支えにより積極的に交流を深め、経済的な知見だけでなく、自分自身についても新たな発見を得ることができた。本報告書では、研修の体験を振り返りつつ、ベトナム経済への理解、自己成長、そして将来への展望について考察する。 2.プログラム体験まとめ トゥドウモト大学とのMulticultural Collaboration Project(9月3日〜12日)  研修の前半は、トゥドウモト大学(TDMU)での多文化協働プロジェクトを中心に行われた。現地の学生と東京経済大学の学生がペアやグループを組み、語学交流、文化紹介、企業訪問などを通じて互いに学び合った。  語学交流では、日本語とベトナム語を互いに教え合う活動が行われ、言語だけでなく文化的背景についても理解を深めることができた。また、ベトナムの伝統的な舞踊や料理を体験するプログラムでは、学生たちが自国文化への誇りを表現する姿が印象的であった。特に、伝統的な笠(ノンラー)の装飾体験や地元のお菓子作りを通じて、文化が人々の日常に深く根付いていることを実感した。  企業訪問では、ソイミルク製造会社や陶磁器メーカー「ミンロン」などを訪れ、生産工程や経営戦略を学ぶ機会を得た。特に、ヨーロッパ製の機械を導入し品質を高めている姿勢から、ベトナム企業が国際競争力を高めようとしていることを理解した。こうした訪問は、教室で学ぶ経済理論を現実の産業と結びつける貴重な機会となった。  最終日には、日本人学生とベトナム人学生が合同で文化発表を行い、互いの成果を披露した。言語や表現力の差に課題はあったが、協力して一つの成果物を作り上げる過程そのものが、多文化協働の価値を示していたといえる。 外国貿易大学・ホーチミン市経済大学との交流(9月13日〜15日...

海外ゼミ研修(ベトナム)報告書 宮沢円爾(経済学部3年)

イメージ
はじめに. 私は関ゼミのベトナム海外研修に9月の頭から2週間参加した。私はこのプログラムが始まるまでに幾つかの不安を抱えていたが、本レポートでは異文化交流を通して自己理解を深め文化的背景や教育の違いを学ぶという目的をもとに様々な体験を通して得た気づきとその際に得た私の心境の変化について述べていこうと思う。 ベトナム研修前に抱いていた不安とその克服に向けた姿勢 今回のベトナム研修に参加するにあたり、私は交流プログラムのプロジェクトリーダーとして、研修全体の進行や雰囲気づくりに関わる重要な役割を担うことになった。そのため、渡航前には大きな不安を抱えていた。不安の主な要因は自身の英語力への自信のなさと、海外経験の乏しさである。英語での意思疎通や異文化環境での適応が求められる場面で、自分が果たすべきリーダーとしての責任を十分に全うできるのかという疑問が常に頭にあった。オファーを受ける際には迷いもあったが、それ以上に「この機会を自信の成長に繋げたい」という思いが強く、挑戦を決意した。 実際の準備段階では、主に現地オーガナイザーや担当教員との連絡、そして文化パフォーマンスの内容調整や指導などを担当した。これらの業務を進める中で、次第に「自分にできることを一つ一つ丁寧に積み重ねていくこと」の重要性を実感した。 2.ベトナム研修における初期体験と異文化理解  約6時間のフライトを経て、私たちはベトナムに到着した。空港を出た瞬間に感じたのは、今までに味わったことのない異国の雰囲気だった。空気の匂い、街並み、人々の話し声など、全てが新鮮で、これから始まる研修への期待感が一気に高まった。 現地到着後すぐにTDMUの学生たちと対面し、交流がスタートした。初対面にも関わらず、彼らはとても親しみやすく、オープンな態度で接してくれた、その様子から早くも日本とベトナムの文化的な違いを感じ取ることができた。日本では、初対面の相手と親しくなるまでに時間をかけ、慎重に距離感を図る傾向がある。一方でベトナムの学生たちは仮に自分を「内向的」と表現する人であっても、自ら積極的に話しかけて関係を築こうとする姿勢が見られた。この違いは、交流プログラムの中で元も早い段階で感じた文化差異の一つであった。 続いて、私たちが事前に準備していた文化パフォーマンスを披露する機会が訪れた。初回の発表では緊張感が高く、「この内容...

海外ゼミ研修(ベトナム)報告書 斎藤翼(経済学部4年)

イメージ
 私は大学の研修で二週間ベトナムを訪れ、異文化交流を通してベトナム人のマインドセットに触れる機会を得た。今回のテーマは、自分とベトナム人との価値観や考え方を比較することであり、ただの観光や活動ではなく、自分の成長と学びに直結させることを意識して臨んだ。特に、昨年ネパールでの研修で思うような学びが得られなかった経験があったため、今年はより主体的に考え、行動しながら参加することを目標とした。その結果、言語の壁を感じながらもコミュニケーションの大切さを痛感し、英語を単なる道具として捉えるだけでなく、自分自身の考えや価値観を明確にし伝える必要性を理解することができた。また、他者との交流を通じて自分の成長について深く考える機会ともなり、これまで意識してこなかった「自分を変える努力」に向き合う大切さを学んだ。さらに、この二週間は学びの連続であり、日常生活の一瞬一瞬に気づきが潜んでいることを実感できた点も大きな収穫であった。  まず一つ目に学んだことは、学びの主体性である。私は今回の研修に臨む前から、昨年ネパールでの経験を反省し、ただ与えられたプログラムをこなすのではなく、自分から積極的に関わりたいと考えていた。ネパールでは、訪問先で説明を受けたり観光地を巡ったりする中で「楽しい経験」を得たものの、それが自分の成長につながったかと問われると、どこか物足りなさを感じた。そのため、ベトナムでは研修中に生じる小さな出来事をも学びのきっかけに変えるよう意識した。例えば、現地学生との会話や日常の食事、移動中の雑談であっても、自分が何を知りたいのかを考え、質問を工夫し、相手の答えを受けてさらに考えを深めるよう努めた。その結果、学びというのは受け身で得られるものではなく、自分から動くことによって初めて価値が生まれるのだと実感することができた。  二つ目は、言語の壁が信頼関係の深まりを妨げるという気づきである。ベトナム人学生たちとは毎日のように行動を共にし、互いに助け合いながら活動した。時間を共有する中で一定の親しみや信頼は生まれたものの、より深い部分で分かり合うためには言語の理解が不可欠であることを痛感した。私は英語が得意とは言えず、相手の発言を十分に理解できないまま会話を進めてしまうことが多かった。そのたびに「もっと正確に理解したい」「自分の考えをはっきり伝えたい」という思いが募った。もし同...

海外ゼミ研修(ベトナム)報告書 中道美欧(現代法学部4年)

イメージ
はじめに  2025年9月、ベトナムで約2週間にわたり実施された海外ゼミ研修に参加した。今回の研修は、私にとって二度目の海外研修であり、昨年の経験を踏まえ、より主体的に取り組むことを意識した。異文化を学ぶだけではなく、自分自身の行動や価値観を見つめ直す機会として臨んだ。本レポートでは、研修を通じて得た学びや気づきを振り返る。 ベトナム文化から得た気づき  ベトナムでは、他国の影響を受けながら文化が形成されていることを感じた。例えば、日本のアニメは広く知られており、カフェには必ずといってよいほど抹茶メニューが存在した。単なる人気ではなく、生活の一部として定着していることに驚いた。また、箸を使う食文化からは中国文化の影響を感じ、カフェ文化はフランス植民地時代に根付いたものだと知った。日本が敗戦を経て現在の姿があるように、植民地支配といった歴史的背景が、現地の生活文化に直接影響を与えていることを目の当たりにした。文化は歴史とのつながりの中で育まれることを実感し、文化を見る視点が変わった。  また、現地で外国人として過ごす中で、英語の重要性とありがたさを痛感した。研修中、看板やメニューに英語が併記されているだけで、安心感を覚え、自分の意思を伝えやすくなり、現地の人ともスムーズにコミュニケーションが取れた。普段日本で生活していると、英語で話しかけてくる外国人観光客に対して「日本語を調べてから話しかければいいのに」と考えてしまうことがあったが、今回自分が外国人として異国で過ごした経験から、その考えがいかに一方的であったかに気づき、反省した。 交流から得た気づき  ベトナム滞在中、当初は「せっかくベトナムに来たのだから、現地の文化を学ばなければ」という意識に偏りがちだった。しかし、異文化交流は一方的では成立しない。昨年の研修では、日本についてあまり話すことができず、申し訳なく感じたことを思い出し、今回はベトナムについて質問するだけでなく、「日本ではこうだ」と、自分の経験も交えながら語ることを心がけた。ベトナムに訪れ、現地の人々に歓迎されると、どうしても自分が客人のような気持ちになってしまうが、異文化交流の本質は互いに学びあうことであると実感した。  また、日本でのセルフリフレクション活動で学んだこととして、関係を深めなければ相手の本質的な部分までは知りえないという点がある。今回の...

海外ゼミ研修(ベトナム)報告書 坂本弥宥(経済学部4年)

イメージ
はじめに  2025年9月、私は2週間にわたりベトナムで行われた研修に参加した。自身の研修の主な目的は現地学生との交流を通して異文化理解そして自己理解を深めること、また自らの成長を確認することである。本レポートでは、研修を通じて特に印象に残った「異文化交流からの学び」と「自分自身の成長」について述べる。 異文化交流からの学び  研修の中で強く印象に残ったのは、ベトナムに根付く「男児を尊ぶ」文化について知ったことである。現地学生との会話の中で、ベトナムの地方の家庭では「男の子を望む」価値観が存在することを耳にした。男児が生まれることは家の名を継ぐことや経済的な支えにつながるとされる一方で、女児は結婚後に家を離れる存在として位置づけられてきた歴史的背景があると聞いた。もちろん都市部では価値観が変化しつつあるが、地方では依然としてその傾向が残っているという。日本でも過去には似た意識が存在したが、現代ではあまり耳にしなくなったため、私は大きな衝撃を受けた。  特に印象的だったのは、ある学生から聞いた実体験だ。その学生の家庭では、第一子として生まれたのが男の子でなかったため、父親が妻子を置いて家を出ることになったという。その結果、その学生と姉の父親はそれぞれ別の人物だという事実を知った。また、姉は自身が男児でなかったために家族が離散したことを深く感じ、それが原因でレズビアンとして生きることを選んだと聞いた。こうした話から、一つの文化的価値観が個人の人生をこれほどまでに大きく左右することに大きな衝撃を受けた。性別によって期待される役割が異なる社会の姿を知った。  このように、ベトナムの文化や現地学生の生活に触れることで、私は日本の常識を相対化し、多様な価値観を受け入れる柔軟さを培うことができた。 自分自身の成長  今回の研修では、自分自身の成長を2年前の同じ研修との比較から強く実感することができた。2年前、私は初めてベトナムを訪れたが、その際は英語でのやりとりに大きな壁を感じていた。会話を聞き取ることはできたが、自分の意見を伝える場面では言葉に詰まり、ベトナムの相手学生の英語力に頼ってしまうことが多かった。結果として、研修の場でも受け身になりがちで、自分から積極的に交流を広げることができなかったという悔いが残った。しかし今回は、英語を使うことに以前ほどの不安を感じなかった。ソル...

2025年度関ゼミ海外ゼミ研修報告書  ユンミミマゥン(経営学部3年)

イメージ
1.     はじめに 今回のベトナム研修は2025年9月2日から始まり、2週間にわたって実施された。ゼミの一員として現地の学生と交流しながらプログラムを企画・運営する中で、そして異文化の中で相互理解を深める貴重な学びを得ることができた。本報告書では、その中でも特に心に残った3つの学びを取り上げて述べていく。 2.     仕事での熱中やまじめさ 現地に到着して間もなく、私たちがベトナムの学生と共に企画したプログラムに手違いが生じ、運営が一時的に混乱するというハプニングがあった。その場面で特に印象に残ったのは、仕事に対する「熱中の仕方」と「まじめさ」における文化的な違いである。 日本人学生は時間を厳守し、企画通りに進めることを重視していた。計画が思うようにいかない場合には「どのように修正すれば目標を達成できるのか」と深く悩み、複数の視点から細かく検討して行動する傾向があった。一方、ベトナムの学生は基本的に企画通りに行動するものの、比較的のんびりとしており、物事を深刻に考えすぎることは少ないように感じられた。トラブルが起きた場合には、その場で直接解決するか、あるいはスキップして柔軟に対応する姿が見られた。このような違いに直面する中で、私は自分自身について新たな気づきを得た。ベトナムの学生から「仕事する時は日本人のようにseriousだ」と言われ、自分でも知らないうちに日本人に近い考え方をしていることに気づかされたのである。私はベトナムと同じ東南アジア出身であるが、日本で生活するうちに、日本人のように計画性や確実性を重視する姿勢が身についたのかもしれない。ただし、それが日本に来てから得た習慣なのか、ミャンマーにいた頃から持っていた性格なのかは自分でもはっきりしない。 いずれにせよ、私は日本人のように仕事の確実さを求める一方で、ベトナム人のように細かいことを気にしすぎない面も併せ持っている。そのため、両者の中間に位置する「in the middle」の存在となっていた。研修の場面では、企画通りに進まないことに苛立つ日本人学生と、柔軟に対応するベトナム人学生の間に立ち、リーダーとしてどちらに歩調を合わせるか判断するのに苦労した。 この経験からもう一つ学んだのは、状況や相手に応じて柔軟に対応することの重要性である。以前から家族には「仕事の...