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2022年4月26日、5月10日 これからの活動に向けて

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2022 年 4 月 26 日、 5 月 10 日の関ゼミナールは私と 2 年生の新ゼミ生である戸崎君の自己紹介兼自己開示、引き続き前期のゼミの活動内容について話し合いました。   3 週にわたってゼミ生の自己紹介兼自己開示を行いましたが、友人やひょっとすると家族も知らないような各々のコアな部分、価値観を互いに知ることができました。  前回のブログでも書いたように今年度の活動内容はウェルビーイングという概念を軸に活動していくことになりました。このウェルビーイングという単語は、昨年度の活動の一環であった SDG s講演会でお招きした岩本悠さんが言っていた言葉でした。 SDG sの次はウェルビーイングがくるとおっしゃっていたことがとても印象的で、関ゼミの活動の軸になりました。   活動の軸にするにあたって、ウェルビーイングがどのような概念なのかを知る為にも各自文献を読み、発表という課題が出ました。次回のゼミがとても楽しみです。 On April 26 and May 10, 2022, Seki Seminar consisted of self-introductions and self-disclosures by myself and a new second-year seminar student, Mr. Tozaki, followed by a discussion of the seminar's activities for the first semester.  We introduced and disclosed ourselves to the seminar students over three weeks, and we were able to get to know each other's core aspects and values that our friends and perhaps even family members may not have known about.  As I wrote in my previous blog, this year's activities will be centered on the concept of well-being. Th...

2022年4月5日、12日 前期の活動方針に関して

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  2022 年 4 月 5 日、 12 日関ゼミナールは、前期の活動の軸の話し合いとゼミ長である堀内さんの自己紹介兼自己開示を行いました。   ゼミ生 4 人という関ゼミでは異例の少人数で始まった 2022 年度。 一昨年、昨年に引き続き学内で一番といっても過言でないくらいコロナウイルスの影響を受けている関ゼミ。今年度も主な活動の海外研修は実施ができないことが分かりました。この逆風の中でどう関ゼミは活動していくのかを話し合いました。具体的な目標を定めるためにコンテストに応募する、イベントを開催したい、ウェルビーイングという概念を軸に活動したい、オンラインで海外の学生と交流などのアイデアが出ましたが、各自もう一度考えてくることになりました。ここに関ゼミの特徴であり面白さがあり、どんなことをしたいのかは学生に委ねられていることです。   状況は悲観することばかりでないことも分かりました。少人数だからこそ全員の意見をじっくり聞くことができ、話し合いのテンポは良く、まさしく少数精鋭といったところです。   自己紹介兼自己開示ができることも少人数ならではです。(自己開示とは 2021 年度後期関ゼミの主な活動の一つです。極限まで自分について深堀し、過去の経験と紐づけながらゼミ生に自分から何を学んで欲しいのか、発表を通してフィードバックをもらいさらに自分を深めるという活動です。) 1 回の授業で自己開示をするのは 1 人。(それだけ時間をかけて自己を深めます。)少数精鋭でテンポよく活動していくには他者を知ることが何より大切です。 On April 5 and 12, 2022, Seki Seminar held a discussion on the axis of activities for the first semester and self-introduction and self-disclosure by the seminar leader, Mr. Horiuchi.  The fiscal year 2022 started with an unusually small number of seminar students (four) at the Seki Seminar. Follow...

2022年1月16日 2021年度下半期の関ゼミ活動内容について

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あけましておめでとうございます! 本年も東京経済大学関ゼミを応援よろしくお願いいたします。 長い間ブログ投稿を滞ってしまい、申し訳ございませんでした。 皆様の中には、「関ゼミは消滅しまったの?」「関ゼミ生はやる気がなくなってしまったの?」と心配している方々もいらっしゃるかもしれません。 いえいえ、そんなことは全くなく、逆に私たちはブログを更新する暇もないほど充実した日々を過ごしておりました。「やばい、ブログを更新しなければ!」と常にゼミ生内で話してはいましたが、目の前の活動に夢中になりすぎて、気が付けば2021年が終わってしまっていました。 夏休み以降も頑張り続けた私たちは、9月以降、第二期の四カ月間でさらに大きく成長しました。過去の偉大な先輩方にも胸を張って「私たちは頑張りました!」と報告できるくらい力をつけることができたと考えています。 第二期の主な活動は以下の通りです。 ライフヒストリー紹介  毎週一人のゼミ生が自らの人生を30分動画にまとめて紹介し、その人の人生と自分の人生を比較する活動です。「他者を跳ね返りにして自己を理解する」というゼミのテーマの核心に迫る活動と言えます。動画作成に向けて、ペアのゼミ生や関先生と夜な夜な話し合いを重ねたのがとても懐かしいです。お互いのことをほとんど知らないままゼミに入りましたが、この活動のおかげで一人一人のゼミ生のことを深く理解し、自分自身を振り返るよい機会となりました。 AAEEのイベントでの発表  関先生はAAEE(一般社団法人アジア教育交流研究機構)の代表理事をされています。この団体には国内外の多くの大学の大学生が所属しています。11月にこの団体と一緒にイベントを開催し、ベトナム国際交流プログラムについて報告しました。外務省やJICAに後援していただいているイベントでとても緊張しましたが、ベストを尽くしました。 ゼミ研究発表会  12月にゼミでの研究の成果を発表しました。参加は任意なのですが、関ゼミからは5つの発表が為されました。大学教授の方々が司会をされて、何人もの先生方から質問が投げかけられました。数名の先生方から「クオリティの高さに驚いた」とコメントをいただき感激しました。 ↑3年生5名による合同研究の発表タイトル ↑2年生による個人研究の発表タイトル(一部抜粋) マルチ・カルチュラル・フェスティバル応援 12...

2021年8月8日 VJYE 夏季集中プログラム 最終日 ~国際学生サミット、閉会式~

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  2021 年 8 月 8 日 ( 金 ) 。前夜までの豪雨が嘘のように、晴れ渡った真夏の空が窓越し望めるような天気に応援されるかのように VJYE の最終日が始まった。最終日は Final Presentation が行われた。 A~F まで、各チーム 6 名前後で分かれて 7 日間 、オープニングセレモニーの日から数えたら2ヶ月間(約45時間) の活動を行なってきた。 1 日 5 時間、累計 35 時間の研ぎ澄まされた成果を発表する機会だ。さらにチームごとにプログラム時間外に複数回準備の時間をとったチームも多い。筆者のチームもプレゼンテーション前日は 5 時間のプログラムに加えて、自分たちで集まって 5 時間の事前準備、さらには当日 2 時間前に集まって最終チェックなど全力で準備を行なった。    プレゼンテーションのジャッジは日本のみならずベトナム UEH からも参加するフォーマルなものとなった。参加者たちはスーツを着用して厳かな雰囲気で開会された。審査員は以下のメンバーが務めた。   ・関昭典教授 東京経済大学全学共通教育センター長   ・ファム・カム・ナム教授 ホーチミン経済大学経済学部長   ・ホアン・ティ・ハン氏 AAEE ,  一般社団法人アジア教育交流研究機構研究員    各グループは「教育とジェンダーについて」や「貧困による教育格差を解決するには」などというテーマで自らの国の事例を詳細に分析し、クリエイティブな解決策を提案した。どのチームも印象に残る面白い発想と、視点の光を当てていることが印象的だった。    最後に各国ごとに Cultural Performance  を行なった。ベトナムからは歌を、日本からはクイズを出題した。最後まで盛り上がった交流は名残惜し気持ちで、目には涙を浮かべている参加さえいた。今後も交流が個人間で続くことを祈り筆を置く。

2021年8月7日 VJYE 夏季集中プログラム6日目 ~Rehearsal Day~

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 8月7日土曜日、集中期間プログラム第6回目が開催された。具体的には、各グループが8月8日に行われる「学生サミット」に向け、プレゼンテーションの練習を行った。この練習は、プレゼンテーションの発表 → フィードバック → 手直し という流れで行われた。  前日のプログラムでは、グループDとグループBが発表したので、今日は残りのグループ(A・C・E・F)が発表をした。どのグループも、このVJYEの集中期間、さらには時間外での交流も重ねて意見を出し合い、時には口論までもすることで自分たちのプレゼンテーションを洗練させてきた。そのことが功を奏し、どのグループのプレゼンテーションも、ほとんど完成の状態まで達していた。そしてさらに、代表者全員で意見を出し合い、このフィードバックを、プレゼンテーションを行ったグループに伝え、より良いものへと改善していった。そして、翌日の発表に向けて、さらに練習を積み重ねた。  この日のVJYEで、8月8日に行うプレゼンテーションをようやく完成させることができた。そしてVJYE2021の最終日が目前となった。どの代表者も、このVJYEで行ってきた活動に誇りを持ち、「学生サミット」を大成功へと導いてくれるだろう。次回のブログもお楽しみに!

2021年8月6日 VJYE集中期間5日目 ~Cultural Day~

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    8月6日、この日はVJYE集中期間5日目でVJYEのメンバーがそれぞれ相手の国の文化体験をする日でした。 日本とベトナムの学生たちが プレゼンテーションを準備するなど協力していくには、 お互いの ことを知った 上で 、 円滑に コミュニケーションを図れる必要があります。そして相手のことを知るためには、相手の文化を理解 することが重要となります 。 人の背後にある文化には目に見える表層文化から価値観などの深層文化まで様々ですが、この日の活動では、 服装や食べ物、文化財など といった 表層文化の 交流をしました 。 (1)ベトナム学生主導の活動  まずベトナムの民族の絵文字を見て何という名前の民族か当てるゲームをしました。ベトナムは、54の民族 からなる 多民族国家です。このゲームでは その中でも 4つの民族を取り扱い、それぞれの民族がどのように違うのか見分けるということをしました。このゲーム をやってみて は 少し難しかった ですが 、民族によって着ているものや装飾品が違っておもしろく、ベトナムの民族のことを 少し 理解することが出来 た気がしました 。  次にベトナムと日本の食べ物を使ったビンゴゲームをしました。ベトナム料理で代表的なバインミーなどは知っていましたが、知らない料理も出てきたので新しくベトナム料理の名前を知れて良かったです。 (2)日本メンバー主導の活動  まず 日本・ベトナム学生混合のリサーチグループ に分かれ、日本メンバーからベトナムメンバーに漢字の名前をプレゼントしました。日本メンバーは、ベトナムメンバーの名前の由来 を聞き取った上で本人の性格も加味して 漢字 名を決定し 、書き方や読み方、意味などを教えました。  次に折り紙でだるまや、手裏剣、鶴の作り方を教えました。 さらに だるまがどのような地域で作られているのか、だるまの目はなぜ書かれていないのかという 文化の説明もしました。 ベトナムメンバーには私たちの文化 の一端 を知ってもらえ ましたし、 日本メンバー も 自国文化を 改めて学ぶことができ、 実り多い時間となりました 。 その後、ランダムにグループに分かれて、折り紙で手裏剣や鶴を作りました。折り紙をするのはとても久しぶりだったため、ベトナムメンバーに 、オンラインで 作り方を上手く教えることができるか不安でしたが、み...

2021年8月5日 VJYE 夏季集中プログラム4日目 ~ZOOM Information Day~

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  VJYE  夏季集中プログラム 中盤 (8 月 5 日 )     2021 年 8 月 5 日 ( 木 ) 。セミの鳴く声の響く夏しぐれ、全 7 日の VJYE 夏季集中プログラムの中盤である 4 日目の火蓋が切って落とされた。初日と比べて、ややメンバー の顔に疲労が目立ってきただろうか。だが、全く疲労の様子を感じさせないエネルギッシュな参加者、食らいつくようについて行く参加者。皆がまるでゾンビのような、不死を思わせる参加への意欲を見せている。    初日は参加者の 1 人がリクエストした Ed Sheeran の shape of you が流れるなか、アイスブレイクの説明が始まった。アイスブレイクはマフィアゲーム。日本語でいうならば、「ワード人狼」というと伝わるだろうか。複数人のうち 1 人だけ異異なる単語を伝えられる。例えば「科学と化学」のように。参加者たちは誰が異なる単語を伝えられたのかを推測するゲームだ。裏切り者 ( マフィア ) を探すというゲームだが、アイスブレイクから帰ってきた参加者たちはまるで映画『仁義なき戦い』で盃を交わした仲間同士のように、強い絆を感じさせる笑顔を交わしていた。    まず前半で待ち受けていたのは「 Global Compact 」についてチームごとに調べて内容を発表するという課題。「 Global Compact 」とは企業が影響の及ぶ範囲内で「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」の分野においていずれも世界的に採択・合意された普遍的な価値として国際社会で認められている 10 原則のことだ。初めて一緒のグループになったメンバーもいる中で、それぞれのグループは調べたことベースラインにして自分の独自の視点から発表を行なった。 20 分という限られた時間、さらには母語でもない中でこれだけのアウトプットを叩き出す驚異的な学生たちだと戦慄して聞いていた。