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2021年8月8日 VJYE 夏季集中プログラム 最終日 ~国際学生サミット、閉会式~

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  2021 年 8 月 8 日 ( 金 ) 。前夜までの豪雨が嘘のように、晴れ渡った真夏の空が窓越し望めるような天気に応援されるかのように VJYE の最終日が始まった。最終日は Final Presentation が行われた。 A~F まで、各チーム 6 名前後で分かれて 7 日間 、オープニングセレモニーの日から数えたら2ヶ月間(約45時間) の活動を行なってきた。 1 日 5 時間、累計 35 時間の研ぎ澄まされた成果を発表する機会だ。さらにチームごとにプログラム時間外に複数回準備の時間をとったチームも多い。筆者のチームもプレゼンテーション前日は 5 時間のプログラムに加えて、自分たちで集まって 5 時間の事前準備、さらには当日 2 時間前に集まって最終チェックなど全力で準備を行なった。    プレゼンテーションのジャッジは日本のみならずベトナム UEH からも参加するフォーマルなものとなった。参加者たちはスーツを着用して厳かな雰囲気で開会された。審査員は以下のメンバーが務めた。   ・関昭典教授 東京経済大学全学共通教育センター長   ・ファム・カム・ナム教授 ホーチミン経済大学経済学部長   ・ホアン・ティ・ハン氏 AAEE ,  一般社団法人アジア教育交流研究機構研究員    各グループは「教育とジェンダーについて」や「貧困による教育格差を解決するには」などというテーマで自らの国の事例を詳細に分析し、クリエイティブな解決策を提案した。どのチームも印象に残る面白い発想と、視点の光を当てていることが印象的だった。    最後に各国ごとに Cultural Performance  を行なった。ベトナムからは歌を、日本からはクイズを出題した。最後まで盛り上がった交流は名残惜し気持ちで、目には涙を浮かべている参加さえいた。今後も交流が個人間で続くことを祈り筆を置く。

2021年8月7日 VJYE 夏季集中プログラム6日目 ~Rehearsal Day~

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 8月7日土曜日、集中期間プログラム第6回目が開催された。具体的には、各グループが8月8日に行われる「学生サミット」に向け、プレゼンテーションの練習を行った。この練習は、プレゼンテーションの発表 → フィードバック → 手直し という流れで行われた。  前日のプログラムでは、グループDとグループBが発表したので、今日は残りのグループ(A・C・E・F)が発表をした。どのグループも、このVJYEの集中期間、さらには時間外での交流も重ねて意見を出し合い、時には口論までもすることで自分たちのプレゼンテーションを洗練させてきた。そのことが功を奏し、どのグループのプレゼンテーションも、ほとんど完成の状態まで達していた。そしてさらに、代表者全員で意見を出し合い、このフィードバックを、プレゼンテーションを行ったグループに伝え、より良いものへと改善していった。そして、翌日の発表に向けて、さらに練習を積み重ねた。  この日のVJYEで、8月8日に行うプレゼンテーションをようやく完成させることができた。そしてVJYE2021の最終日が目前となった。どの代表者も、このVJYEで行ってきた活動に誇りを持ち、「学生サミット」を大成功へと導いてくれるだろう。次回のブログもお楽しみに!

2021年8月6日 VJYE集中期間5日目 ~Cultural Day~

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    8月6日、この日はVJYE集中期間5日目でVJYEのメンバーがそれぞれ相手の国の文化体験をする日でした。 日本とベトナムの学生たちが プレゼンテーションを準備するなど協力していくには、 お互いの ことを知った 上で 、 円滑に コミュニケーションを図れる必要があります。そして相手のことを知るためには、相手の文化を理解 することが重要となります 。 人の背後にある文化には目に見える表層文化から価値観などの深層文化まで様々ですが、この日の活動では、 服装や食べ物、文化財など といった 表層文化の 交流をしました 。 (1)ベトナム学生主導の活動  まずベトナムの民族の絵文字を見て何という名前の民族か当てるゲームをしました。ベトナムは、54の民族 からなる 多民族国家です。このゲームでは その中でも 4つの民族を取り扱い、それぞれの民族がどのように違うのか見分けるということをしました。このゲーム をやってみて は 少し難しかった ですが 、民族によって着ているものや装飾品が違っておもしろく、ベトナムの民族のことを 少し 理解することが出来 た気がしました 。  次にベトナムと日本の食べ物を使ったビンゴゲームをしました。ベトナム料理で代表的なバインミーなどは知っていましたが、知らない料理も出てきたので新しくベトナム料理の名前を知れて良かったです。 (2)日本メンバー主導の活動  まず 日本・ベトナム学生混合のリサーチグループ に分かれ、日本メンバーからベトナムメンバーに漢字の名前をプレゼントしました。日本メンバーは、ベトナムメンバーの名前の由来 を聞き取った上で本人の性格も加味して 漢字 名を決定し 、書き方や読み方、意味などを教えました。  次に折り紙でだるまや、手裏剣、鶴の作り方を教えました。 さらに だるまがどのような地域で作られているのか、だるまの目はなぜ書かれていないのかという 文化の説明もしました。 ベトナムメンバーには私たちの文化 の一端 を知ってもらえ ましたし、 日本メンバー も 自国文化を 改めて学ぶことができ、 実り多い時間となりました 。 その後、ランダムにグループに分かれて、折り紙で手裏剣や鶴を作りました。折り紙をするのはとても久しぶりだったため、ベトナムメンバーに 、オンラインで 作り方を上手く教えることができるか不安でしたが、み...

2021年8月5日 VJYE 夏季集中プログラム4日目 ~ZOOM Information Day~

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  VJYE  夏季集中プログラム 中盤 (8 月 5 日 )     2021 年 8 月 5 日 ( 木 ) 。セミの鳴く声の響く夏しぐれ、全 7 日の VJYE 夏季集中プログラムの中盤である 4 日目の火蓋が切って落とされた。初日と比べて、ややメンバー の顔に疲労が目立ってきただろうか。だが、全く疲労の様子を感じさせないエネルギッシュな参加者、食らいつくようについて行く参加者。皆がまるでゾンビのような、不死を思わせる参加への意欲を見せている。    初日は参加者の 1 人がリクエストした Ed Sheeran の shape of you が流れるなか、アイスブレイクの説明が始まった。アイスブレイクはマフィアゲーム。日本語でいうならば、「ワード人狼」というと伝わるだろうか。複数人のうち 1 人だけ異異なる単語を伝えられる。例えば「科学と化学」のように。参加者たちは誰が異なる単語を伝えられたのかを推測するゲームだ。裏切り者 ( マフィア ) を探すというゲームだが、アイスブレイクから帰ってきた参加者たちはまるで映画『仁義なき戦い』で盃を交わした仲間同士のように、強い絆を感じさせる笑顔を交わしていた。    まず前半で待ち受けていたのは「 Global Compact 」についてチームごとに調べて内容を発表するという課題。「 Global Compact 」とは企業が影響の及ぶ範囲内で「人権」「労働」「環境」「腐敗防止」の分野においていずれも世界的に採択・合意された普遍的な価値として国際社会で認められている 10 原則のことだ。初めて一緒のグループになったメンバーもいる中で、それぞれのグループは調べたことベースラインにして自分の独自の視点から発表を行なった。 20 分という限られた時間、さらには母語でもない中でこれだけのアウトプットを叩き出す驚異的な学生たちだと戦慄して聞いていた。