2021年5月14日 英語ディベート、SDGsの理念についての討論会開催

 2021年度5月14日の関ゼミナール、第5回目の授業は前回の告知でもあったように「英語でディベート」からスタートしました。現段階の英語レベルはゼミ生それぞれなのですが、6月中旬から始まるベトナム人学生とのオンラインプログラムで、彼らと英語で交流するためには皆が猛烈な勉強が必要なことは明らかです。プログラム中には、ベトナムトップ大学の中で選抜された学生とSDGsをテーマにディベートをする機会が頻繁に設けられます。これまで、英語でのディベートを経験したことがないのがゼミ生の現実。ベトナム人学生とのハイレベルなディベートについていけるよう、これから毎週練習を重ねていきます。

 今回のディベートテーマは、「大学の授業は対面であるべきか否か」「大学生は実家暮らしの方が良いか否か」の二本立てでした。どちらも昨今、ほとんどの大学生が直面している問題です。初めて英語でのディベートに挑戦した関ゼミ生は、英語で立論をすることに苦戦しながらも、真剣な面持ちで取り組んでいました。ゼミ生の英語スキルの成長が楽しみですね!



 休憩を挟んで5限目は、SDGsの理念について学習しました。始めに、関先生にSDGsの絵本を朗読していただきました。絵本といっても侮れません。大人でも理解するのが難しいSDGsの理念が子供向きにわかりやすく解釈されている、高クオリティな内容です!それは、関先生が「関ゼミの教科書にしようかと思った」というほど(笑)。その名は「わたしがかわる みらいもかわる SDGsはじめのいっぽ」(著者:原琴乃さん、監修者:山田基靖さん)。関先生は、「目を閉じて集中して聞いてください。」と言って、先生の画面をオフにしてゆっくりと朗読しました。

 この絵本は「さあ わたしたちも きょうから ちいさな いっぽを ふみだそう。そして みらいをかえよう。」と読者に投げかけて終わります。

朗読を終えると先生は問いかけました。「ではみんなは、SDGs達成に向けてどのような一歩を踏み出せますか?」

この問いに答えるためにグループに分かれて意見を共有し発表しました。ゼミ生たちの考え方は多種多彩で驚きました。さらに「皆一人一人のSGGsがあり、それを持ち寄り対話を重ねることで協力関係が発生する。それこそがSDGsだと思う」という先生のコメントが印象的でした。極めつけは課された課題です。

「あなたが一歩を踏み出せそうなSDGsを具体的にパワポスライド1枚で作成してください。」

取り組んでみるとこの課題、簡単そうに聞こえますが難しいです!


ちなみに、今回の授業で指名された発表者は全て発表経験の乏しい新ゼミ生のみ。新ゼミ生にとってはこのような小さな取り組みでも強い緊張を強いられます。皆、必死でした。



 「自分にとってのSDGs」というテーマでのゼミ生一人一人が意見表明します。いったいどうなるのか。次回のブログもお楽しみに!


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