ネパール支援家、垣見一雅(OKバジ)氏講演会を開催しました!

 

 6月26日(火)に垣見一雅(OKバジ)さんを講師としてMero Sathi Project 特別講演を行いました。OKバジさんは、ヒマラヤの国ネパールで長年貧困支援に取り組み、23年間もネパールに住んでいらっしゃいます。ネパールでは国王賞も受賞し、大変な功績を残しネパールで知らない人はいません。また、貧困に苦しむ人々に寄り添う現場優先の姿勢と、住民の自立を主眼とする支援は国際協力に携わる方としての鏡と言われています。


OKバジさんの軸たる言葉


AAEE学生スタッフによる「Mero Sathi Project」の報告
  講演会の一部はゼミ生も関わって取り組んだ支援「Mero Sathi Project」に関して、AAEE,一般社団法人アジア教育交流研究機構所属の学生、大瀬朝楓さん(上智大学総合グローバル学部2年)からの発表していただきました。私たちの取り組みについて、OKバジさんから貴重なフィードバックを頂くことができました。そして、二部は垣見さんからは「ネパール支援活動からの学び〜日本の若者たちに望むこと〜」を演題としてご講演でした。

  OKバジさんは英語教師のご経験も豊富にあるので、アインシュタインの名言を英語で引用したり、実際にホワイトボードに英語で板書したりしながら、分かりやすく講演をして下さいました。どれも心に響くものばかりだったのですが、特に印象深かったのは「オリジナルブランドの幸せ」という表現です。自らが取り組む支援活動が本当に正しいかどう思い悩む事があった時に、息子さんに「お父さんは"オリジナルブランドの幸せ"を感じればいいと思う」と言われて励みになったそうです。


AAEEや関ゼミなどによる支援金をOKバジさんに託しました。

 見返りを求めたり他者と比較せずに、自分自身のやり方を信じて、人の役に立つと思う事をすることがオリジナルブランドの幸せにつながるとおっしゃっていました。
 OKバジさんの言葉一つ一つはゼミ生の心に響きました。今後の生き方を見直す素晴らしい機会にもなりました。

 必要最小限の絶対に英語は必要ともおっしゃってくださって私たちの英語学習意欲も増しました。




OKバジさん、貴重なご講演をありがとうございました。

(文責 尾崎万葉)

コメント

このブログの人気の投稿

異文化コミュニケーション基礎編1 「見える文化、見えない文化」

突撃取材!AAEE10周年記念イベント(5月12日@JICA地球ひろば 外務省後援)

偏見とステレオタイプが生じる原因と軽減策(5月29日授業報告)